製パン時間のほとんどは、発酵を待っているだけです。だからパン焼きは、ひきこもりにピッタリの趣味です。しかも美味しい!焼きたてのパンほど美味しいパンはありません。
今日は、tonron超おすすめの「フランスパン用小麦粉」を紹介します!どうしても発表したかった!
美味しさの秘訣は小麦粉のブレンド!
これね、マジ美味しいです。もう他の小麦粉には戻れません!2種類の小麦粉をブレンドします。
最初はこちら!
準強力粉 ムール・ド・ピエール フランスパン用小麦粉
保水力がすごくて、焼きたてはもちろん、翌日もクラム(パンの中)がしっとりしているんです。焼きたては表面バリバリです。
〈お店の商品説明〉
フランス産小麦独特の風味を追及した「ムール・ド・ピエール」は、相性の良い他産地の小麦をブレンドし、石臼挽きすることで芳ばしい香りと深い味わいを実現しました。
ハード系のパンをお作りいただくと、表皮(クラスト)はパリッと、内相(クラム)は歯切れ良い食感に仕上がり、芳ばしさとほのかな甘さのある、芳醇な味と香りが楽しめます。
ハード系によいと書いてありますが、食パンを焼いても、しっとりしたやわらかい食感のパンが焼き上がります。実際、売っている店舗によっては、強力粉に分類されています。どっちも美味しいなんて、ピエール最高!
もう一つの小麦粉はこれ!
準強力粉 メルベイユ フランス産小麦粉
小麦粉の香りと味は、たぶんこれが一番。香りが良くて、味にコクがあります。メルベイユだけでフランスパンを焼くと、味は最高なのですが、我が家のオーブンではクラストがバリバリになりにくく、クラムもピエールほどしっとりしません。そして生地がダレやすく、素人には扱いにくいです。
〈お店の商品説明〉
フランス産小麦100%使用。
数あるフランス小麦の中から、味と香りの豊かな品種を厳選しました。
品質の安定も踏まえて、数種類の麦種をブレンドしています。
<挽き方>
フランス小麦がもつ味や香りを挽き方で引き出しています。
長年フランスの製法技術やその小麦粉の特性を研究し、独自の製粉方法を実現しました。
パンや菓子など幅広い用途にお使いいただけます。
パンでは、長時間発酵することで小麦本来の味と香りがさらに引き出せます。菓子では、ほろほろと口の中で溶ける食感が得られます。
スコーンやクッキーを焼いても、高級店のような味わになります。パウンドケーキも美味しいです。焼く前の粉の香りは、きな粉に似ていますが、焼き上がりは小麦粉のコクに変わります。
ピエールとメルベイユ ブレンドの理由
〈ピエール 長所〉
●保水力があり、クラムがいつまでもしっとりしている
●生地が扱いやすく、素人でも美味しく焼ける
●ハードパンに向いていないオーブンでも、綺麗に焼ける
●私が焼いても、クラストはバリバリ、クラムはしっとり
●味も良い
〈ピエール 短所〉
●短所なし
〈メルベイユ 長所〉
●味と香りは天下一品
〈メルベイユ 短所〉
●生地が扱いにくい
●焼成も難しい
欠点の無いピエールだけで良いのでは、っていう話ですが、メルベイユの美味しさは秀でています。
ブレンドすると、表面バリバリ、中はしっとり、味わい深い、良いとこどりのパンが焼けます!
ピエールとメルベイユ ブレンドの割合は?
ピエール2:メルベイユ1
約 2:1 で作っています。
その辺のお店には負けません!焼きたては、有名店にも負けません!
材料をちょっとご紹介・・捏ねないオーバーナイトです
①ムール・ド・ピエール 170g
②メルベイユ 80g
③塩 5g
④ドライイースト 1g
⑤ヨーグルト 40g
⑥水 140g~150g
作り方はこの方を参考にしました。ヨーグルトの量はお好みでね!
完全感覚ベイカーさんのレシピは、どれも参考になって大好きです。
だけど、オーブンが必要なのがハードルを上げてますよね。オーブントースターや無水鍋で作ってる方もいます。
こちらは、無水鍋でカンパーニュ焼いてらっしゃいます。無水鍋ならどのメーカーでもできると思います。
丸パンレシピ
いきなりフランスパンはハードルが高いという方は、ムール・ド・ピエールで丸パンを焼いてみましょう。
材料をちょっと紹介します。
① ムール・ド・ピエール 200g
② 塩 4g
③ 砂糖 10g
④ ドライイースト 1.2g
⑤ 牛乳 135CC
⑥ バター 15g
丸パンです。美味しいよ!
作り方は2種類・・捏ねるor捏ねない オーバーナイトは必須です。
捏ねないパン オーバーナイト
この作り方を参考に、小麦粉をムール・ド・ピエールに変えるだけで劇的に美味しくなります。捏ねないパンの動画は他にもたくさんありますでの、検索してみてください。
捏ねるパン オーバーナイト
私は、ハード系以外のパンは、捏ねる派です。パン生地を捏ねるのが大好きで、生地を捏ねるのが趣味といっても過言ではありません。だけど食べるのは断然ハード系派です。(^^;
捏ね工程を丁寧に解説してくれています。パン生地って生き物だから楽しいですよね。
この後の流れは、捏ねあがった生地をボールに入れて、乾燥しないようにしっかりとラップして、冷蔵庫の野菜室で1晩低温発酵させて、翌朝、1時間室温に戻して、ベンチタイム15分、2次発酵40分~1時間、オーブンに入れて完成です。
丸めて焼けば、丸パンになります。クリームパンも美味しいですが、最初は丸パンから。小麦粉はピエールでね。
オーバーナイト 低温発酵について
●オーバーナイトが美味しいのは、イーストを少量に出来るから。イースト臭がすると、美味しいパンは焼けません。通常発酵分量の1/3~1/2で発酵します。
●酵母をゆっくり発酵させることにより、アルコールや酵母菌がたくさん生成されるので、風味豊かなパンになります。
●長時間発酵させると、小麦粉の芯まで水分が浸透して、保水力のあるパンが焼けます。しっとり食感のパンになります。
●長時間発酵させることにより、小麦粉のでんぷんを分解して糖にかえるので、旨味のあるパンになります。
まとめ・・お家で美味しいパンを焼くには
●ムール・ド・ピエールとメルベイユをブレンドする
●オーバーナイト 低温発酵させる
●ドライイーストの量を最小限にする
実はまだまだコツはありますが、まずは let’s try!作ってみたら案外簡単に美味しくつくれます。
パン焼きは奥が深いですが、家にいる時間の長い人は、ぜひ作ってみてくださいね。
ひきこもりnoおうちcafeは、穏やかなひきこもり生活を応援しています。