初めて100%ライ麦パンを焼いてみた。
本格的な100%ライ麦パンは、サワー種を使用して発酵させる。
独特の酸味が生まれるが、好みの分かれるところである。
以前、ヘルシンキベーカリーでライ麦100%パンを食して、
好みではなかったので、焼いてみたい気持ちのならなかったのだが、
ドライイーストで作れるお手軽レシピがあったので、参考にして焼いてみた。
サワー種の酸味が苦手な人は、ドライイーストで作ると良い。
ドイツでは、ライ麦の配合率で呼び方が決まっている。
●90%以上・・ロッゲンブロート
●50%~89%・・ロッゲンミッシュブロート
●10%~49%・・ヴァイツェンミッシュブロート
●10%未満・・ヴァイツェンブロートまたはヴァイスブロート
配合率によりカットの厚さも決まっていて、
ロッゲンブロートは5ミリ以下にカットするらしい。
参考にしたレシピの名前が
【ライ麦マニア向け】だった。
確かに、万人受けするパンではなかった(^^;
パンの種類により付け合わせを考えるのが、楽しみでもあり悩みどころでもある。
100%ライ麦パンは、たっぷりのクリームチーズまたはバターがあると美味しい。
バターには玉ねぎのスライスとトマト、クリームチーズにはジャムが好みである。
ラタトゥイユも合うであろう。
ゆっくりとよく噛みしめて食す。
今回は、中挽き・北海道産のライ麦粉を使用したのだが、
粒々感があり、滋味溢れる感じのパンで、噛みしめるとチーズに似た風味があった。
癖になりそう。
次回はドイツ産のライ麦粉で焼いてみたいな。
自分は、中力粉と中挽きライ麦粉半々が好みで、割と頻繁に焼いている。
義母用には、強力粉80%・細挽ライ麦粉20%の食パンを焼く。
食パンにライ麦粉を入れると、コクがありしっとりとしたパンが出来上がる。
ライ麦には、吸水力と保水力があるのだ。
そういえば、ハイジの黒パンはライ麦100%パンだ。
おばあさんには確かに硬いだろうと思う。。